2017.09.21 木曜日
イベント・セミナー

10月15日(日)特別シンポジウムを京都で開催します

日本左官会議は「富士川会」と共同主催で、特別シンポジウムを京都で開催します。
一般の方、学生さんにも広くご参加いただけますので、どうぞご来場ください。
ご希望の方は、ご案内PDFをご覧のうえ、お早めにお申し込みをお願いいたします。
なお、会員の方は入場料割引がございます。当日入会の準会員、支援会員も割引になります。
*入会案内はこちら

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» シンポジウム フライヤー(PDF:950KB)

挾土秀平 特別講演+公開シンポジウム
「塗り壁だけがもつ力と豊かさ」
日時:2017年10月15日(日) 15:00〜17:00 (開場 14:00)

会場:メルパルク京都(京都市下京区東塩小路町676-13)
7階「スタジオ1」へお越しください
定員:250名

[特別講演 挾土秀平] 15:00〜16:00
土壁の表現の可能性と、日本らしい風景を守ること

[公開シンポジウム] 16:00〜17:00
左官は、どのように未来へ継承されるべきか?

川口正樹(三重)、山本忠和(京都)、長田幸司(神奈川) 以上左官
ゲストオブザーバー:柳沢究(建築家、京都大学准教授)
進行:挾土秀平

主催:富士川会、公益社団法人日本左官会議
協力:建築資料研究社/日建学院

[入場料・お申し込み]
一般 1,500円
学生 1,000円
 *学生証をご持参ください
日本左官会議 会員 1,000円(当日入会可 支援会員・準会員/年会費 5,000円)

まだお席が少しありますので、直接受付にお越しいただき、入場料をお支払いください。
お申し込みフォームから事前予約の上、入場料は当日お支払いください。
*富士川会会員の方は、別途ご案内している方法でお申し込みください

いただいた個人情報は慎重かつ適切に管理し、第三者に提供することはありません。
ただし、当法人が関係する講演会やイベントなどのご案内には使わせていただきますので、どうぞご了承ください。

2017.09.06 水曜日
イベント・セミナー

【受付終了】砂鉄壁の講習会が福岡で開催されます

【定員に達し、締めきりました。ありがとうございました。】

砂場で磁石をつかって砂鉄を集めた経験がおありではないでしょうか。
以前拝見した、大分の的山荘(城下かれいで有名な料亭)で副議長の原田進さんが仕上げた壁は、黒い砂鉄をワラビのりで塗ってあり、品の良い渋いきらめきを放っていました。

その原田さん主催、日本左官会議が共催で砂鉄壁の講習会を開きます。対象は左官です。
定員10名ですので、お早めにお申し込みください。

砂鉄壁講習会
日時 9月24日(日) 9:00〜
会場 聴福庵(福岡県飯塚市・旧伊藤伝衛門邸前)
定員 10名 *左官を対象とした講習会です

詳細はチラシをご覧ください。

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2017.07.24 月曜日
イベント・セミナー

山形でのシンポジウムと見学会、盛況でした

7月15日、東北芸術工科大学で「連続シンポジウム・山形編
職人がいる町、塗り壁のある暮らし——その終焉がもたらすもの」
が開かれました。
多数のご参加をいただきまして、まことにありがとうございました。

シンポジウムに先立って、地元山形の左官を中心とした塗り壁の実演や展示が行われ、
見学者が体験する一幕もあって、注目を集めました。

塗り壁や、東北ならではのヨシによる木舞掻きを実演。

塗り壁や、東北ならではのヨシによる木舞掻きを実演。


プロローグは、議長である左官の挾土秀平さんによる
「俺たち左官の70年—戦後、左官が歩んだ道」。
高度経済成長期、左官はそれまでの木造中心の仕事に加えて、
当時、続々と建設された鉄筋コンクリートや鉄骨のビルも手がけることになりました。
セメントやドロマイトプラスターなどを使って、
壁や天井の大面積を、左官が手で塗って平らに美しく、整えていたのです。
その後、乾式工法が隆盛になり、左官の現場は少なくなったのでした。

次いで、宮城の今野等さん、地元山形の大類勝浩さん、原田正志さん、
岡山の浦上稔晃さん、宮城で蔵を修復中の小林隆男さんが、
自分が好きな左官の仕事と、自分が手がけた仕事を紹介。
素朴な土の住まいから、公園の遊具、アートのような壁まで、
左官のバラエティの豊かさが伝わりました。
さらに、竹内昌義さん(建築家・東北芸術工科大学教授)が、
環境に配慮した住宅などの自分の仕事や左官との接点を紹介しました。

最後は、愛知の左官、川口正樹さんも加わって、全員で公開討論会。

右から、挾土、大類、原田、浦上、小林、川口、竹内の各氏。撮影/渡辺征治

右から、挾土、大類、原田、浦上、小林、川口、竹内の各氏。撮影/渡辺征治


テーマは、「左官塗り壁はどのように存在していけるのか」。
冒頭で宇野勇治さん(建築家・愛知産業大学准教授)が指摘したように、
左官の数はこの30年で半分以下に減少、高齢化もすすんでいます。
それは何が問題なのか、どうすればよいのでしょうか。

進行役の挾土さんはまず、
「左官の本質は厚塗りだということを伝えたい」といい、
薄塗りばかりが多くなってしまった現状への意見を求めました。
次に挾土さんは、左官ならではの利点を
「(健康よりもむしろ)精神に響くことではないか」と指摘。
土を塗ったときの微細なムラが空気を柔らかくして、疲れた神経を癒やす、
そういう感想を聞く、と語りました。
大勢のチームワークによって大面積をひとつの面として仕上げられる点や、
表現の自由さなども、左官の可能性です。

左官の意義と利点を、職人ならではの実感を込めて表現する挾土さん。撮影/渡辺征治

左官の意義と利点を、職人ならではの実感を込めて表現する挾土さん。撮影/渡辺征治


ときには会場の声も取り入れつつ、議論は大いに盛り上がりました。
「職人として鍛錬を積んだからこそのムラと、技術のないムラは異なる」
「問題はすべてコスト重視から来ている」
「一般の人にも設計者にも、塗装と左官の区別がつかなくなっている」
「厚みと本物を求める左官と畳は似ている」などなど、です。

最後に挾土さんは、「まずは薄塗りの質を高くして、
そこから厚塗りをアピールしていくこと。工業製品にない地域性を認識し、
発信していくことが大事なのではないか」と締めくくりました。
参加者は、左官職人、設計者、他業種の職人、一般のかた、学生など約100名。
共感を呼んだり、考えさせられたり、また、問題提起として
それぞれの心に残るシンポジウムとなったのではないでしょうか。

会場は大学の講義室。登場者が多く、議論も盛り上がって、3時間はあっという間でした。

会場は大学の講義室。登場者が多く、議論も盛り上がって、3時間はあっという間でした。

翌日は、「日本の壁をみる5 山形の蔵」として、個人邸の蔵と紅花資料館を見学。
この地に息づいている奥深い文化と、施主や職人の思いが感じられて、
またとない経験となりました。

紅花資料館。ちょうど紅花の咲く時期で、黄色い花があちこちに見られました。

紅花資料館。ちょうど紅花の咲く時期で、黄色い花があちこちに見られました。

後日、レポートをアップする予定です。どうぞお楽しみに。

2017.06.06 火曜日
イベント・セミナー

7月16日(日)、見学会「日本の壁をみる 5 山形の蔵」開催

日本左官会議シンポジウム翌日の7月16日(日)、見学会「日本の壁をみる 5 山形の蔵」を開催します。

今回は、最上川中流域の村山地方を訪れます。ここは江戸時代より、最高品質の紅花の生産地として知られてきました。化学染料が普及する以前、染料や化粧品の原料としてたいへん重宝されたのが、赤い色素が得られるこの黄色い花でした。
「最上紅花」が、最上川や北前船で京都や大阪に運ばれることによって、村山地方には大きな富や文化がもたらされ、立派な屋敷や土蔵が多く建てられました。
今回は、その栄華をいまに伝える土蔵群を、所有者様のご厚意により拝見します。
また、代々名主をつとめ、紅花商として財をなした堀米邸を修復整備して開設した紅花資料館も合わせて見学します。

鈴木家の仏蔵。このほかにも座敷蔵がある。撮影/青木卓也

鈴木家の仏蔵。このほかにも座敷蔵がある。撮影/青木卓也

●日時 2017年7月16日(日) 集合 9:00
●集合場所 霞城セントラル1階ロビー
(JR山形駅 西口を出てすぐ右側にある高層ビル)
●定員 30名
●会費(当日、現金にてお支払いください)
一般 2,500円/日本左官会議 会員 2,000円
*前日までのご入会をお願いいたします
入会案内はこちら

●スケジュール
9:00 山形駅出発
9:30〜11:30  鈴木家土蔵や紅花資料館などを見学
12:00 山形駅前で解散
*当日は当会議で手配したマイクロバスでの移動となります

●お申し込み
事前の受付は締め切りましたが、参加ご希望の方は、集合場所(霞城セントラル1階ロビー)に直接お越しください。

*見学会前日15日(土)には、シンポジウムも開催します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。見学会ご参加の方もあらためてお申し込みが必要です。

紅花資料館の入り口。左側は武者蔵。内部にある御朱印蔵の漆喰彫刻も見もの。撮影/青木卓也

紅花資料館の入り口。左側は武者蔵。内部にある御朱印蔵の漆喰彫刻も見もの。撮影/青木卓也

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イベント・セミナー

7月15日(土)、日本左官会議 連続シンポジウム・山形編開催

日本左官会議シンポジウム、全国キャラバン第3弾を、山形で行います。日本の左官文化の魅力、「普通の壁」の優しさを見つめなおし、その豊かさを失いつつある現状と私たちの住まい、暮らしについて考えます。
左官は、規格化・統一化された製品ではありません。その土地の風土によって、職人の手法も素材も異なる、地域性の表れる仕事です。私たちは、職人が材料をその都度調合し、精度高く厚く塗るという、日本ならではの技術を広く伝えていきたいと思います。
設計、デザイン、施工の関係者はもちろん、一般の方にも興味深く聞いていただける内容です。
» シンポジウム フライヤー(PDF:2.8MB)

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日本左官会 連続シンポジウム・山形編
「職人がいる町、塗り壁のある暮らし — その終焉がもたらすもの」

日時:2017年7月15日(土) 14:30〜17:30 (開場 12:00) *左官実演 12:30〜14:00

会場:東北芸術工科大学(山形市上桜田3-4-5)
シンポジウム / 本館4階 408講義室
左官実演 / 本館2階 211教室
*実演会場(本館2階211教室)で受付後、4階へお上がりください
定員:300名

*18:30より山形駅前で懇親会を開催します。会費4,000円。
懇親会参加ご希望の方はシンポジウムと同時にお申し込みください。定員(40名)になり次第、締め切ります。

主催:公益社団法人日本左官会議
協賛:イケダコーポレーション稲田亀吉商店建築資料研究社/日建学院公益社団法人日本建築家協会 東北支部 山形地域会 
協力:コンパス会、一般社団法人山形県建築士会、山形県左官工業組合青年部、LIXIL 

【プログラム】
総合司会:宇野勇治(建築家・愛知産業大学准教授)
[プロローグ]
俺たち左官の70年——戦後、左官が歩んだ道 挾土秀平(左官)
[エピソード]
地域地域の風景に合った最高の仕上げ。自分が仕上げた最高の仕上げ。東北の仕上げを中心に。
今野等 大類勝浩 原田正志 小林隆男(以上 左官)
[公開討論会]
左官は、未来へ継承されるべきなのか?(仮題)
小林隆男 今野等 大類勝浩 原田正志 浦上稔晃(以上 左官)
ゲストオブザーバー:竹内昌義(建築家・東北芸術工科大学教授)
進行:挾土秀平
[エピローグ]
左官の終焉は近いか 「中塗りして8mm」の壁  挾土秀平

【入場料・お申し込み】
一般 1,500円
日本左官会議 会員 1,000円(当日入会可 年会費 5,000円)

*入会案内はこちら

まだお席はございますので、直接受付にお越しいただき、入場料をお支払いください。
*日本左官会議に当日ご入会の方も、会員料金でご参加いただけます。会費5,000円/年(支援会員・準会員)
*定員300人。満席になり次第、締め切ります。

*シンポジウム翌日16日(日)には、左官の仕事を中心とした見学会も開きます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。シンポジウムご参加の方もあらためてお申し込みが必要です。

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