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2013/04/24

総会と研修会を開きました

日本左官会議の初めての総会が、4月21日、京都の西陣ヒコバエノ家で開かれました。
平成24年度の事業報告、会計報告、
平成25年度の事業計画、予算計画などを審議し、無事、可決されました。
総会後は研修会。第一部は、久住章氏による「数寄屋建築の土壁」、
第二部は、挾土秀平さんによる「唐獅子土蔵の現状とこれから」です。
翌日には、見学会「日本の壁を見る」を開催。
左官壁の名作を堪能させていただき、奥田信雄氏のお話も伺いました。
本当に貴重な機会で、お互いに刺激しあい、交流がはかれたことと思います。
今回の研修会、見学会は、初めての試みだったこともあり、
会員のみを対象としましたが、今後はオープンな会も開いていく予定です。

「数寄屋建築の土壁」について語る久住章さん。桂離宮にはキリスト教の影響も大きいらしい、という指摘から始まって、柳生の庄におけるさまざまな左官の意匠や技術の解説まで。「いまの人に左官で塗ってるということがわかるように、あえて鏝波を残す」という壁も。視野の広さ、知識の深さに圧倒されました。
会場の西陣ヒコバエノ家は、伝統の木造、土壁文化を現代に生かす活動を行っている「関西木造住文化研究会(KARTH)」の拠点です。KARTHの皆さんと交流できたことも今回の収穫でした。ありがとうございました。

古い鏝を持って解説する奥田信雄氏。実際に現場を経験してきた職人ならではの洞察力で、京都に残る古い壁についての考察もお話くださいました。現在、定説となっていることに対して、奥田さんが疑問を持つことも多いそうです。

奥田さん所有の古い鏝。左2点は元首、右2点は中首。お茶道具のごとく味わいたくなる風格があります。これでないと出せない表情があるそうです。

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