• 会員紹介 / 正会員 – 原田 正志

原田 正志    HARADA, Masashi

正会員
左官・一級建築士/山形県山形市

主に山形を中心とした東北で仕事をしています。東北の気候風土に合った方法と、この土地の素材で何ができるかを常に考えています。

自然素材の素晴らしさ、伝統工法の奥深さを受け継ぎながら、あらたな表現にもチャレンジすることで、次世代に引き継ぐ道を模索しています。


原田左官工業所代表。一級左官技能士。1979年山形県山形市生まれ。東北芸術工科大学環境デザイン学科卒業。建築設計事務所勤務を経て、家業の左官業を継ぐことを決意。原田左官工業所、京都のしっくい浅原にて修行を積み、文化財、社寺、数奇屋、茶室の工事に携わる。2011年山形に戻り、父の跡を継ぎ原田左官工業所の5代目となる。

原田左官工業所
山形県山形市中野423-1
Tel&Fax. 023-681-1757
関連サイト:原田左官工業所

紅花などで財を成した豪商の店舗および住宅だった、やましょう記念館(2013~2014年・宮城県)。震災で被災した醤油蔵や味噌蔵、内蔵など6棟の土蔵の復元工事を手掛ける。
日本酒の仕込み蔵の入口(2016年・山形)。東北で多い1分(約3mm)の面白(めんじろ・角面を白く残す)にて黒漆喰磨きで仕上げた。
設計事務所(都市建築設計集団/UAPP)による現代住宅(2018年・宮城県)。地元の土を使用し、壁が空間に溶け込むように気を配った。土壁には蓄熱体としての機能も持たせている。
旅館の特別室の寝室(2020年・山形県)。壁と天井に黄土、白土などを使用し、柔らかい空間に仕上げた。設計/アトリエセツナ
古い民家を改装した弊社の事務所(2018年・山形県)。お客さんに提案できるよう、漆喰、錆土、浅黄土、聚楽土などさまざまな手法を使い、楽しみながらつくっていった。