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【終了】《10/11(月)オンライン》堀部安嗣(建築家)× 長田幸司(左官職人)「土壁のある住まいの優しさ」

このたび、日本左官会議では、コンフォルトと共催で、建築家の堀部安嗣さんと、左官職人の長田幸司さんのオンライン対談を開きます。

堀部さんは、おだやかで居心地のよい住宅を設計することで知られ、多くの建築家や工務店の目標といえるような存在です。
長田さんは、たしかな腕と誠実な仕事でまわりの信頼が厚く、着実に自分の世界を広げています。
そのふたりが協働し、意気投合したことから今回の企画が生まれました。

堀部さんは長田さんの左官を「手間をかけ、かつ一切無駄がない。
この現代にあって救われる思いがする」といいます。

長田さんは堀部さんと出会って、「建築家の仕事はすごいということがよくわかって、応えたいと思った」といいます。

建築家と職人が、お互いを尊重しつつ、切磋琢磨する。
それは、家づくりの現場におけるひとつの理想です。
そして、ぜひ継承していきたい文化です。

おふたりが出会ったことによって、発見したこと、感じたことを率直に語っていただきます。
設計、施工、どちらの立場の方にとっても、有意義なお話が聞けることと思います。
ぜひご参加ください。

開催概要

日時:2021年10月11日(月) 18:00〜20:00
開催方法:オンライン [ YouTubeライブ ]

堀部安嗣さんが設計し、長田幸司さんが左官仕上げを行った「葉山の家Ⅲ 」から配信します。

参加費:無料
定員:300名
共催:コンフォルト(建築資料研究社)・一般社団法人日本左官会議

登壇者プロフィール

堀部安嗣(ほりべ・やすし)
1967年神奈川県横浜市生まれ。1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991〜1994年益子アトリエにて益子義弘に師事。1994年堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年第18回吉岡賞を《牛久のギャラリー》で受賞。2007年より京都芸術大学大学院教授。2016年日本建築学会賞(作品)を《竹林寺納骨堂》で受賞。2020年毎日デザイン賞を《立ち去りがたい建築》で受賞。著書、展覧会多数。

長田幸司(おさだ・こうじ)
1975年神奈川県湯河原町生まれ。祖父、父も左官。日本大学短期大学部から中央学院大学に編入、卒業。1996年小田原城銅門の復元工事をきっかけに左官を志す。1998年から3年間、京都の岸左官工業での修行後、地元へ戻る。左官の榎本新吉さん、久住章さんとの出会いが大きな転機となる。2008年〜長田左官工業代表。住宅を中心に、土蔵や文化財の修復など、幅広い仕事を手がける。日本左官会議理事。

司会進行:多田君枝(『コンフォルト』編集長・日本左官会議 事務局長)

視聴者特典

今回、オンライン対談を視聴した方には、『コンフォルト』および『土と左官の本』をセットで、特別価格で販売します。日本左官会議会員限定のセットもご用意。どちらも期間限定です。どうぞお楽しみに。

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